HACCPへの活用

水分活性値は微生物による危害を予測する為の強力なツールです

微生物の増殖を危害要因として管理する3大パラメーターとして「温度」「pH」そして「水分活性」が挙げられます。

 

 下図のように、各種微生物で生育可能な水分活性値の下限が決まっているので、製品の水分活性値を測定することでどのような微生物の繁殖リスクがあるのかを予測する事が可能です。

 

 また、それぞれの微生物の生育速度も水分活性によって変わるので、水分活性が低くなるように制御する事で食品の貯蔵性・シェルフライフを延長させる事も可能です。

 

  novasina社製の水分活性測定装置は電気抵抗式センサーを採用していますので、食品衛生法に準拠した測定にも御利用可能です。

HACCP対応のモニタリングツールとしてノバシーナ社製品が優れている理由

 HACCP手法の要点として、「危険防止につながる特に重要な工程を継続的に監視・記録する」ということが記載されています。

 

 継続的なデータ取得を行う上では、日常的な装置の精度確認も必要とされます。ノバシーナ社製品は、繰り返し使用可能な校正用標準塩を測定する事で、毎日・簡単に精度チェックが可能です。また、精度チェックだけでなくお客様自身によるキャリブレーション(校正)も簡単操作で実施して頂く事が可能です。

 

 日常的な精度チェック・キャリブレーションを低コストで実施する上では、ノバシーナ社製品はまさに最適の装置と言えます。

 繰り返し利用可能な湿度標準塩<SAL-Tセット>